○免疫と癌の関係
- ガンの場合、免疫が非常に大切になります。人間の身体は約60兆の細胞からなっており、毎日3000個ほどのガンの元になる細胞が発生しています。しかし、人間の身体には[免疫機構]があり、免疫力が十分に働いていると発ガンせず、転移もしません。免疫が低いと、薬を飲んでも効果なく、病気は治りません。免疫があがっていない場合、手術しても転移することが多くなります。まず、採血をして身体の中の白血球、特にリンパ球を調べて免疫を検査します。白血球の中には免疫に関する細胞がいろいろ含まれており、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)はガンの細胞を攻撃。NK細胞の活性が高い人が治っていくことになります。
○癌治療の現状
近年癌による死亡者は増え、まだまだこのような状況は続くと言われています。
西洋医学の癌治療は「切る(手術)」、「焼く(放射線)」、「殺す(抗がん剤)」というのが主な治療です。このような方法では、初期癌にたいしては効果が期待できますが、進行した癌では完治はほとんど望めません。また術後の身体の調子や日常生活など、クオリティーオブライフ(QOL)に関しては大きな問題が残ります。
癌などの難治性疾患の治療では、癌の再発・転移について他によい治療法を調べてみるとさまざまな取り組みがなされています。
北京大学医学部癌研究所では、西洋医学の手を借りずに、気功や伝承医学による癌克服の例がたくさん行われています。漢方薬や伝統医学などを臨床応用では、西洋医学と東洋医学の併用治療がベストだという結論を得ています。具体的には、日ごろからフコイダンを中心とする機能性健康食品や生薬などを採用し、免疫力を高め、病気の予防を心がける。手術においては、術前、術後を通じて患者の症状や体質を検討し、特に免疫力を高める方法を併用。癌は腫瘍だけを摘出しても再発・転移のケースが多く見られるため、免疫の強化によって再発・転移を抑えるためです。治療にフコイダン等の機能性食品を加えることにより、西洋医学の治療だけでは考えられないほどの効果をあげています。
○補助治療の一つとして注目を集めるフコイダンとは?
フコイダンとは本来モズクや昆布、メカブ等のヌルヌル成分に含まれる水溶性食物繊維の一種です。海藻にとっては細菌の浸入を防ぐバリアの役割や、引き潮の際の乾燥から身を守るなどの働きをしてくれるものです。科学的には「硫酸化フコース」という多糖類です。1996年に開催された「第55回日本癌学会総会」でフコイダンという成分に抗がん作用があることが報告され、一躍注目を集めました。
○フコイダンによる癌治療のメカニズム
「フコイダン」の医学的なメカニズムに関しては、まだ判明していない部分が多く、現在研究が進められている段階です。しかし、臨床では数多くの改善報告があがっております。今、フコイダンの作用について一般的な学説が、がん細胞を「アポトーシス」(自滅に追い込む)することにより、癌が改善するというのが主流です。
先にも述べましたとおり、人間の身体は60兆個の細胞でできています。そしてその細胞は新陳代謝によって新しい細胞ができ、古い細胞が死んでいくことにより、常に入れ替わり60兆個が保たれているわけです。このように細胞が自ら自滅していく現象のことを「アポトーシス現象」と言います。
これは例をあげると、おたまじゃくしの尻尾が無くなったり、母体中の胎児の手に水かきがあっても生まれたときにはなくなっているという現象と同じです。
この新陳代謝の機能を忘れ、増え続ける細胞こそががん細胞なのです。ですから、増え続けて転移することにより、身体を犯して行くわけです。実は、この「アポトーシス」を忘れたがん細胞を自滅に追い込む物質こそが「フコイダン」だと言われています。
○良質フコイダンの条件
フコイダンを摂取する為にただモズクを大量に食べれば良いかというと実はそうではありません。
残念なことにモズクを食べても肝心なフコイダンはほとんど消化されず、大半は対外へ放出されます。なぜなら、人間の身体にはモズクなどの海藻類を分解する酵素を持ち合わせていないからです。
しかし、自然界にはモズクなどの海藻類を分解し吸収できる生物が存在します。それは、サザエやアワビなどの貝類です。実はサザエやアワビは人間が持ち合わせていない海藻類を分解する酵素を持っています。
従って、私たちが使用しているフコイダンはサザエやアワビから取り出した酵素を用いて、モズクを分解することによってフコイダンを効率よく抽出しています。更に吸収を良くするために特殊な技術により低分子化を行っています。これにより、胃腸の弱ったお年寄りでも負担を与えずに吸収できるというわけです。勿論、何でも低分子化すればよいものではありませんが、体内において一番良い状態にするような特殊な技法が使われています。
○難病は胃・腸から治せ!
日本は世界一の長寿国といわれていますが、一方では寝たきりの人も世界一だといわれてます。その最たる原因は私たちの食生活や生活習慣からなる成人病、いわゆる生活習慣病で、それは私たちの手にした豊かさの代償ともいえる病気なのです。
また、その中でも最も多い病気が癌(ガン)であり、現在死亡原因の3人に1人はガンだといわれています。これからの生活習慣病は私たちの食生活が大きく関わっており、遠い昔、海や川から採れた食物をそのまま食していた時代には無かったものといわれています。日本でも食生活が欧米化するに従い、免疫力が低下しこれらの生活習慣病が急増してきたといっても過言ではありません。これらの生活習慣病に見られる共通点が「腸内の異常発酵」といえます。
身近なところで例を挙げますともっとも正常な腸を持つのは生まれたての赤ん坊です。ご存知の通り赤ちゃんの頃の便というのは極めてきれいなものであり、水に浮く黄土色の便をしていますそれが大人になり色々な添加物食品をとるようになるにつれ、黒っぽく、異臭を放ち、水に浮かばない便をするようになります。特に生活習慣病になる方の多くが便秘がちだということも実証されています。フコイダンには宿便を排除し整腸する作用がある為、身近なところでフコイダンの効果を実感頂けると思います。
○胃潰瘍、胃癌の原因となる「ピロリ菌」の除去
胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの原因の一つに「ピロリ菌」があります。今日では「胃ガン」の発症の原因ともいわれています。フコイダンにはこのピロリ菌が外壁にくっつくのを防ぐ作用があることも認められており、胃潰瘍の修復、胃痛の予防に役立つことでも注目を集めています。
○フコイダンと他の機能性健康食品との比較
今般、アガリクスをはじめとする様々な健康食品が市場に出回っており、どれを選択すれば良いのかわからないという人も数多くおられます。医療現場では十分に納得したものでないと取り扱うことはしません。
ガン細胞に関するフコイダンと他の食品と最も違うのはやはり細胞に対するアプローチの方法です。アガリクスにみられる他の食品は人間が本来持つ免疫力を高めることによりガン細胞を抑え込もうとします。従って、がん細胞に直接働きかけるものではありません。しかしフコイダンは先述しましたとおり、免疫力を高めることは勿論のこと、ガン細胞に直接アプローチすることにより、がん細胞を自滅に追いやってしまうのです。
また、フコイダン以外にもモズクから抽出した必須アミノ酸は次項で説明の通り正常な細胞をより強化しますので、結果的にガン細胞を自滅させ、正常細胞をより強力にする結果になります。
勿論、アガリクスなども免疫を高めるという意味では有用ではあるといえますが、キノコ類に含まれるレンチナンという物質のとりすぎで心臓に負担を与えるという実験結果が、最近の日本癌学会で発表されていますので、やはり詳しい適正な指導の下、摂取量を決定することが賢明かと思われます。
○9種類の「必須アミノ酸」が効果増強のキーだった
モズクにはフコイダンのほかに9種類の「必須アミノ酸」がバランスよく含まれています。これらは人間の体内では作り出せないものです。よって、必然的に食物より摂取するほかありません。この9種類のアミノ酸がバランス良く含まれていることが重要なポイントです。例えば、8種類が十分に揃っていても1種類足りないだけでもその効果は半減してしまうのです。従って、人間の体内では必須アミノ酸を含めあらゆる成分がバランス良く揃わないと、上手く機能せずに日々の健康な身体を保つことは不可能なのです。その上でもこれらの「必須アミノ酸」は重要かつ不可欠な役割を果たしているといえるでしょう。
□ シーフコイダンに含まれているアミノ酸分析結果
分析試験項目 結果 分析試験項目 結果
アルギニン 8mg / 100g アラニン 17mg / 100g
*リジン 9mg / 100g グリシン 14mg / 100g
*ヒスチジン 5mg / 100g プロリン 12mg / 100g
*フェニルアラニン 12mg / 100g グルタミン酸 30mg / 100g
チロシン 9mg / 100g セリン 8ml / 100g
*ロイシン 21mg / 100g *スレオニン 14mg / 100g
*イソロイシン 12mg / 100g アスパラギン酸 26mg / 100g
*メチオニン 6mg / 100g *トリプトファン 4mg / 100g
*バリン 15mg / 100g シスチン 3mg / 100g
* は必須アミノ酸
(財団法人 日本食品分析センター調べ)
○ガン以外の疾患に対する効果
フコイダンがどのような病気に対して有効であるかは完全に究明されていない部分もありますが、現在、判明している薬利作用は次の通りです。
@抗腫瘍・抗ガン効果 A免疫賦活作用 B抗アレルギー作用 C血液凝固阻止作用
Dコレステロール低下作用 E血液上昇抑制作用 F血糖上昇抑制作用
G抗ピロリ菌・胃不快感改善作用 H抗ウイルス・抗菌作用 I抗酸化作用
J育毛作用 K保湿作用 L肌引き締め作用等
○言葉による治療に重要性
ガン治療において西洋医学と代替医療が必要であることはお分かり頂けたかと思いますが、もう一つ治療にあたり重きを置いていることがあります。それが「言葉による治療」です。診断や手術、投薬だけではなく、対話によってストレスを軽減し、ガンと戦おうとする意志力を高めることができれば、免疫力も向上させる大きな要因になります。これは精神免疫学という学問もなってるくらいですが、つまりは“心のもちよう”だということです。
プラス思考は脳内でベータエンドルフィンというホルモンの分泌を促進し、免疫機構を活性化させます。逆に、マイナス思考によってアドレナリンやノンアドレナリンが分泌されると、活性酸素が発生して免疫力を下げる原因になります。ですから、治療中の方には何かとプラス思考で病気と向き合ってもらうように、「言葉による治療」「心のケア」が大切です。